「技術革新」と「全裸になること」で人類は神を超越する。

オタクのじょん
こんにちは、無神論者のオタクのじょん(@tensai_john)です。

皆さんは神を信じていますか?
僕はネコが好きなので、神は信じていません。

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世界中で愛されるネコに関する研究はさまざまありますが、新たに宗教関連の研究に特化した学術誌・Journal for th…

神とは、人智を越えた超越的な存在とされています。
森羅万象を作り給うた創造主。あるゆる事物の最上流に位置づく主。

我々人間の歴史を辿りに辿り、辿り着いた先にはある2人の男女が登場します。
ご存じ、アダムとイブです。

アダムは神によって創られた最初の人間で、イブはそんなアダムの肋骨から創られた最初の女、創世記2章にあるように、彼らが最初の人類です。

彼らはかつて「エデンの園」と呼ばれる楽園で生活していたが、ある「罪」を犯してしまったことが原因で、楽園から追放(失楽園)されてしまいます。

禁断の果実に手を出してしまったのです。

余談ですが、禁断の果実がリンゴだという記述は原典にはないそうです。

この原罪によって2人は園を追われ、罰を受けることとなります。
禁断の果実を食したことによって受けた影響は以下の3つです。

  1. 善悪の木の実を食べ、裸であることに恥を知った
  2. 妊娠と出産の痛みが増した
  3. 額に汗して働かなければ食料を手に出来ないほど、地の実りが減少した

これらを克服することで「神からの罰を回避」し、超越したと見なすことができるでしょう。

そこで今回の記事では、これら3つへの対処方法を解説したいと思います。

人類が神から受けた3つの罰

善悪の知識の実を食べ、裸であることに恥を知った

善悪の知識の実(禁断の果実)を食べたことによって、アダムとイブは善悪の知識を知り、無垢ではなくなり、恥を知るようになります。

恥を知り、全裸であることに気付き、局部をイチジクの葉で隠した2人は、その行動から神に「善悪の知識の実」を食べたことを悟られてしまいます。

これに対して神は、

(「命の木の実」までもが食べれらてしまうのではないか・・・?)

と恐れ、彼らに衣服を与えて楽園から追放します。

以上が失楽園のエピソードとなります。
ここで重要なのは「衣服を与えた楽園から追放」した点です。

この神の施しは「人間に対する哀れみ」から来るものであり、神と人間との間に確固たる序列が存在します。

「衣服からの解放」こそがこの施しに対する反駁であり、すなわち全裸で過ごすことこそが、神-人間序列の破壊となるのです。
衣服を拒絶(=全裸になる)ことこそが、我々人類が神に対して抗う手段であり、尊厳を守り権利を獲得するための手段であり、確からしい事由を得るための手段である。

この事実を受け入れ、全裸で過ごさない限り、人類に真の安寧は訪れないでしょう。

妊娠と出産の痛みが増した

そして次に、神から受けた罰は「妊娠と出産の痛みが増した」ことです。
この対応策は非常に簡単ですね。

無痛分娩です。

完全に痛みがゼロになるわけではありませんが、これについては既に達成されたと言っても差し支えないでしょう。

額に汗して働かなければ食料を手に出来ないほど、地の実りが減少した

地の実りが減少することで、食料を手に入れるのが困難になる。
これについても半ば、達成されつつあります。

そもそも何故、食べていくための労働が必要なのか。
それは、食べ物を用意するためには、必ず人間の手(労働)が必要だからです。

では仮に、労働がなくても食べ物が手に入るとしたら?

ネガティブな文脈で語られることが多いですが、それこそが「AIに仕事が奪われる」ということです。

世界単位で見ると富というものは、やり取りがされればされる程、勝手に増えていくものです。
以下の知恵袋などを読んでいただければ、分かりやすいと思います。

Yahoo!知恵袋

お金を儲ける事に遠慮してしまいます。自分でもおかしいと思っているのですが、自分が得をすればどこかの誰かが損をしているので…

AIの発展によってこのやり取りが自動化され、高速化されていくことで、AIがより発展し、加速度的に世界は豊かになっていきます。
富が余ることによって生活していくために必要な最低コストは下がります。

そうやって世界に富が溢れたとき、BI(ベーシックインカム)という政策が生きてきます。

かつてのギリシア時代では奴隷が労働をおこない、市民は悠々自適に暮らしていました。
その奴隷に代わる存在が、AIであり、BIなのです。

AIとBIについては、上記の本が面白いので参考まで。
今ならKindle Unlimitedで無料で読めます。

まとめ

以上の方法論を以って、人間は髪を超越することが可能です。

人間という身分に慢心したくない皆様は、ぜひ、全裸になってみてください。

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