TaskChute Cloudは、完璧なタスク管理を実現するためのツールです。
GTDとは「Get Things Done」の略で、日本語に訳すと「物事をやり遂げる」という意味になります。
TeamHackersでは、さまざまなタスク管理の手法を紹介しています。その中でも、今回はタスク管理の元祖ともいえる、「…
実際に、僕もつい最近まではこのGTDを使ってタスクを管理してきました。
ただ、それだけだと「具体的にどのタスクにどれくらいの時間がかかったのか」が見えづらいです。
TaskChute(タスクシュート)とは
タスクシュートは、シゴタノ!を運営する大橋悦夫さんによって考案されたタスク管理方法です。
タスクシュートの特徴はいくつかあります。
その中でも最も気に入っているのが「見積もり時間と実際の時間を記録できる」という点です。
これが実際にどうような効用を示すのかと言うと、以下のような点が挙げられます。
- 全てのタスクの見積もり時間を設定しておくことで、全てのタスクが何時に終わるのかが分かる。
- 自分の中の作業量イメージと、実際の作業量との乖離を把握できる。
- 普段の行動の中で無駄な部分を理解でき、スケジュールをより洗練できる。
案外、普段やっている行動にかかる概算時間ってのは把握していないものです。
実際に僕も、タスクシュートを使って仕事のタスクについて見積もりと実績を計測してました。
すると、30分で終わると思っていた仕事に1時間かかっていたり、逆に30分かかると思っていた仕事が10分で終わったりしました。
もちろん、難易度が想定しにくいタスクの場合は見積もりの甘さが出る場合もあります。
それを踏まえて、思っていたよりも自分の行動にかかる時間ってのが理解できていないのだなと思わされました。
また、予想外に発生するタスク(他人から依頼される仕事)にも結構な時間が取られていることも分かりました。
実際の運用方法
タスクシュートでは、全ての行動を分単位で管理します。
僕が実際にやっているタスクシュートの運営方法は、以下の通りです。
①基本ベース
- 毎日、定常的に発生するタスクをルーチンに登録する。
- ルーチンについておおよその見積もり時間を設定する。
- 設定した見積もり時間を元に、タスクの消化順を時刻ベースに並び替える。
②毎日ベース
- 朝イチのタイミングでTaskChute Cloudの計画タイムを確保する。
- ルーチン以外のその日に発生する単発タスクを見積もり時間込みで入れていく。
- 実際にタスクをこなしながら実績時間を計測していく。
③長期ベース
- 入れ忘れていたルーチンが出てくるので、随時登録していく。
- 「見積もり時間」と「実際の計測実績時間」との乖離が少なくなるように調整していく。
特に③長期ベースの「見積もり時間」と「実際の計測実績時間」との乖離が少なくなるように調整していくが大切だと思っています。
PDCAのAに当たる部分ですので、ここを実行していくことで、予測見積も精度がグングン上がっていきます。
また、オススメの方法として「クッションタイム」という枠を設けると良いです。
これは「雑に何しても良い自由時間だよー」みたいな感じで、厳密に予定を決めないでいるときに重宝します。
実際の1日のスケジュール
以下が、実際の僕の6月14日のスケジュールとなっています。
これはTaskChute Cloudを使い始めた初日(厳密に言うと前日の夜から)ですね。
(画像をクリックすると拡大します)
ていうかこう見ると、マジで情報収集しかしてないな、この日。
しかし、まだまだ使い始めたばかり
なんて色々と書きましたが、まだ運用を始めて1週間程度しか経っていません。
最初は「分単位でスケジュールを管理するなんて、面倒臭すぎるでしょ」とか思ってましたが、何とかなってます。
とりあえずはこのまま続けていって、ある程度の成果が出たらまた記事で報告したいと思います。